チーム医療に積極的に関わることができる
病院薬剤師に転職するメリットとしては、チーム医療に積極的に関わることができるという点が挙げられます。病院内で他の医療従事者とチームを組んで業務に当たることが多いため、自然と医師や看護師などの業務内容をそばで見る機会が増えることによって、とても医療行為に関する見識を深めたり、様々な技術などを学ぶことができます。
更に他の医療従事者の業務を把握できるようになることによって、薬剤師としてチーム医療に携わる際の役割というものを顧みることができます。特に薬学という観点から医療行為に携わっていくことができるので、使命感や責任感をしっかりと持って働くことができるので、大きなやりがいを感じられることにもつながります。
これらの経験はドラッグストアや調剤薬局などではなかなか得ることができない貴重な経験になるので、薬剤師としての成長に大きく役立つでしょう。
人間関係をリセットして働きやすい環境を得る
大学を卒業して初めて就職をすることがあります。この時は、社会人としての経験が全くない状態です。ですから、就職をした職場で一から教えてもらうことになります。何が正しくて何が正しくないなどわからないままのことも多いかもしれません。
しばらく勤めていると、少しずつその職場が仕事がしづらい環境であることが分かってきます。薬剤師の場合、周りにも同じ資格を持っている人、技術を持っている人が多くいます。その中で、それなりに上下関係があります。
でも実力に差がないこともあります。仕事をするのに今の職場の環境があまりよくないと感じるなら、転職をして人間関係をリセットするのが良いかもしれません。不満を持ちながら仕事をしていても、あまりプラスにはなりません。
いい環境を見つけることで、いい仕事ができるようになるかもしれません。